ズックの焚き火台「ダグファイヤーピット」開封・組立・使用レビュー
アウトドアブランド「ZUKK(ズック)」から登場した焚き火台「ダグファイヤーピット」。
炎を眺めるだけでなく、調理や暖取りも楽しめる万能モデルとして注目を集めています。
この記事では、開封から組立、実際の使用感までを徹底レビューしていきます。
🔸 商品紹介と価格
「ダグファイヤーピット」は、ステンレス製のボックス型焚き火台。
幅約42cmの火床を持ち、30〜40cmほどの薪をそのまま投入できるサイズ感です。
焚き火だけでなく、ピザやスキレット料理などの調理にも対応できる設計になっています。
2025年10月現在の販売価格は 税込11,800円。
これだけの構成(本体・五徳2枚・オーブン調理板・収納ケース付き)でこの価格は、かなりコスパの高い焚き火台といえます。
🔹 セット内容と開封時の印象
セット内容は以下のとおりです。
本体パネル(前面・背面)
サイドフレーム ×2
火床メッシュ
フラットバー ×3
ワイド五徳 ×2
オーブン調理板 ×1
収納ケース
全体的にパーツがしっかりしており、国産メーカーらしい精密な仕上がり。
サイドフレームの剛性が高く、調理時にもぐらつきにくい安心感があります。
収納袋も付属しているため、持ち運びにも便利です。
🔸 組立の手順とポイント
組立は工具不要で、手順もシンプル。慣れれば10〜15分ほどで完了します。
主な手順は次の通りです。
サイドフレームを立て、前後のパネルを差し込み固定。
火床メッシュをセットし、フラットバーで支える。
最後に五徳とオーブン調理板を設置して完成。
組立時のポイントは以下のとおりです。
初回は説明書どおりに手順を追うとスムーズ。
火床メッシュはやや硬めなので、両端の形状を整えてからフレームに通すと安定します。
サイドフレームのネジが緩んでいる場合があるので、使用前に軽く締め直すと安心。
全体的に設計精度が高く、初心者でも迷わず組み立てられる構造です。
🔹 実際の使用感と焚き火性能
🔥 燃焼効率と炎の見え方
火床のメッシュ構造により空気の流れが良く、炎の立ち上がりがとてもスムーズ。
薪を割らずに入れても燃焼が安定し、二次燃焼のように炎が立ち上がる様子を楽しめます。
また、燃焼後の灰が下に落ちにくく、掃除がしやすいのもポイントです。
🍕 調理シーンでの使い勝手
下段にオーブン調理板を差し込むことで、ピザやグラタンなどの“オーブン料理”にも対応。
上段の五徳はスキレットや鍋料理に最適で、上下2段構成での同時調理も可能です。
「焚き火+料理」を両立したい人にはぴったりの構造で、見た目以上に実用性が高い印象でした。
⏱️ 手入れと耐久性
火床メッシュは焦げ付きにくく、使用後も灰を払うだけで手入れが完了します。
長時間使っても歪みや変形はほとんど見られず、耐熱性にも優れています。
ただし、高火力で長時間使用する場合は、パネルの反りに注意が必要です。
🔸 良かった点・気になった点
✅ 良かった点
薪を割らずに使える広めの火床設計
オーブン調理板や五徳が標準装備で、多用途に使える
組立が簡単で初心者にも扱いやすい
価格がリーズナブル(11,800円)
見た目がスタイリッシュで炎が美しく映える
❌ 気になった点
高温時にパネルが若干反ることがある
組立初回は少しコツが必要
五徳を置く位置によっては、水平調整がやや難しい場合がある
🔹 改善提案
今後の改良ポイントとしては、以下の点が挙げられます。
メッシュ上部に補強バーを追加して、調理時の安定性を強化
パネルの反り防止設計の強化
組立ガイドや位置マークがあれば、初心者にもさらに分かりやすくなる
🔸 総合評価とまとめ
ズックの「ダグファイヤーピット」は、
焚き火・調理・暖取りのすべてを1台で楽しめる高機能な焚き火台です。
11,800円という価格ながら、オーブン板や五徳まで標準装備されており、コスパは抜群。
見た目も美しく、炎の映え方も申し分ありません。
特におすすめしたいのはこんな人です。
焚き火と料理の両方を楽しみたい人
国産ブランドの安心感を重視する人
初心者でも簡単に扱える焚き火台を探している人
見た目と実用性を両立したいキャンパーには、まさに理想的な1台といえるでしょう。